授業中
授業中に使う道具の説明です。左の目次から、したいことを選んでください。
目次
- 書く:色・太さ・線の種類・マーカー・筆圧
- 図形をきれいに描く:描いて止める・図形のアシスト・立体・図形の編集・手書きの編集
- 塗る:原稿塗りつぶし・図形塗りつぶし
- スタンプを押す
- 消す:消しゴム 2 種類・全消去・指で消す・元に戻す
- 指し示す:ポインター・シャイン・足跡・消えるインク
- 付箋をめくる
- ページを動かす・見え方を変える
- 書いたもの・教材を動かす:投げ縄 2 種類
- 時間を計る:タイマー
- 計算する・グラフを描く:電卓 3 種類・関数のグラフ
- 黒板のように見せる
書く#
迷ったら、えんぴつ#
えんぴつ(左上に家の印が付いた鉛筆の絵) は「ホーム」のボタンです。マーカー・図形・消しゴム・ポインターなど、何を選んでいても、押すと色と太さはそのままで、ふつうに書く状態に戻ります。授業中に「今どの道具だっけ?」となったら、まずここを押してください。
色#
メニューバーに色のボタンが並んでいます(標準は 6 色)。
- 押すとその色で書けます
- 選んでいる(光っている)色をもう一度押す と、色を変えられます。よく使う色に入れ替えておくと便利です
- えんぴつとマーカーは、それぞれの色を覚えています。黒のえんぴつ → 黄色のマーカー → またえんぴつ、と切り替えても、えんぴつは黒に戻ります
太さ#
太さは 3 つ:極細・細・太。選んでいる太さは、今のペンの色で表示されます。
- 極細は、拡大して細かい字や図を書くときに
- それぞれの太さ(何 px か)は、太さのボタンをもう一度押して変えられます
- 消しゴムを選んでいるときは、このボタンが消しゴムの大きさに、スタンプのときはスタンプの大きさに変わります
線の種類#
太さの下に、線の種類のボタンがあります:実線・点線(細かい破線)・ドット。
- 点線は、立体の見えない辺・補助線・作図の途中の線に
- 図形のアシストにも効きます(点線の円・点線の補助線)
- マーカーは実線だけです
マーカー(蛍光ペン)#
黄色い斜めの線の絵。少し透ける線で、教材の文字の上に引いても文字が読めます。
- マーカーのときに色のボタンを押すと、マーカーの色が変わります
- マーカーのボタンをもう一度押すと、色と濃さを選べます
- 太さは極細・細・太と組み合わせて変わります
- マーカーどうしを重ねても、色むらになりません
筆圧#
ペンで書くと、押す強さで線の太さが変わります(筆圧に対応したペンと端末のとき)。いらなければ設定で切れます。
図形をきれいに描く#
描いて止めると図形#
ふつうに書いている途中で、ペンを離さずに少し止める と、書いた線が整います。
- 直線・円・楕円・三角形・四角形
- 当てはまらないときは、書いたまま残ります
- 整った図形が気に入らなければ ↶(元に戻す)で、線ごと戻ります
- 止める時間は設定で変えられます
図形のアシスト#
定規やコンパスの代わりです。標準では隠してある ので、使う図形だけをメニューに入れます(メニューのボタンを長押し → 横の欄の +。→ 設定)。左手メニューを使っているときは、左下のスティックと色の間に出ます。
| 図形 | 描き方 |
|---|---|
| ふつう | フリーハンド(アシストをやめる) |
| 水平・垂直 | 横か縦にまっすぐ |
| 直線 | 書き始めと書き終わりを結ぶ |
| 円(2 点) | 書き始めと書き終わりが円の両端(直径) |
| コンパス | 書き始めが中心、引いた長さが半径 |
| 楕円 | 書き始めと書き終わりを対角とする四角に入る楕円 |
| 扇形 | 1 回目に中心から半径の線を引き、2 回目にペンを回して弧を描く |
| 長方形 | 書き始めと書き終わりが対角の角 |
| 正方形 | 書き始めの角から |
| 正三角形 | 書き始めの角から |
| 三角形(3 点) | 3 か所をタップ |
| 平行線・垂線 | 書き始めにいちばん近い直線・図形の辺と同じ向き/直角の直線。もとになる線がないと、ただの直線になります |
| 矢印 | 書き始めた所が矢じり、書き終わりが根元 |
- 選んでいる図形をもう一度押すと、ふつうに戻ります
- 図形を 1 つ描くと、えんぴつに戻ります。同じ図形を続けて描きたいときは、設定の「図形を連続描画する」をオンに
立体のひな形#
立方体・直方体・三角柱・円柱・三角錐・四角錐・円錐・球・半球を描けます。
- 箱を引くように描きます(正方形に引けば立方体)。球・半球は書き始めが中心、引いた長さが半径
- 見えない辺は自動で破線 になります
- 描いたあとは、ほかの図形と同じように頂点・辺を動かして形を直せます
図形を直す(図形の編集)#
メニューの 図形の編集 を押すと、描いてある図形がうすい青の点線で囲まれます。図形をタップして選ぶと:
- 頂点の印をつかむと、その頂点だけが動きます
- 辺の真ん中をつかむと、辺ごと動きます
- 四隅の四角で、大きさを変えます
- 真ん中の印で、図形ごと移動します
- 扇形は、中心と弧の端も動かせます
図形の上に出るメニュー:
| ボタン | すること |
|---|---|
| コピー | タップした所に同じ図形を貼る |
| 同じ長さ | 辺をタップして長さをそろえ、等しい印(|)を付ける |
| 平行 | 辺を続けてタップ。2 本目から最初の辺と平行にそろえ、> の印を付ける |
| 直角 | 頂点をタップで直角にそろえて印。もう一度で外す |
| 角の弧 | 角に弧の印(1〜3 本) |
| 頂点の名前 | A・B・C… を付ける |
| 削除 | その図形を消す(元に戻すで戻せる) |
終わるときは、もう一度「図形の編集」か、えんぴつ。
手書きの線を直す(手書きの編集)#
図形の編集の横の 手書きの編集(波線とペンの絵) を押すと、手書きの線(マーカーも)がすべて点線の枠で囲まれます。
- 線をタップして選び、真ん中をつかんで動かす
- 四隅で大きさを変える(縦横の比はそのまま)
- 上に出るメニューで、コピー・削除
- 図形・立体は選ばれません(図形は「図形の編集」で)
- 終わるときは、もう一度押すか、えんぴつ
使いどころ:書いた式や矢印を少しずらしたい、書いた図を大きくしたい
(たくさんの線をまとめて動かすときは、赤い線の投げ縄で囲むほうが早いです)
塗る#
塗りつぶしは 2 つあります。どちらも、線で囲まれた所をタップすると、今の色で薄く塗ります(囲まれていないと塗りません)。
| 原稿塗りつぶし | 図形塗りつぶし | |
|---|---|---|
| 境目にする線 | 教材の線だけ(書いた線は無視) | 書いた線だけ(教材の線は無視) |
| 使いどころ | 教科書の図の一部・表のマス・グラフの領域 | 自分で描いた図形・ベン図 |
- 原稿塗りつぶしは、中の文字や 0・O の内側もいっしょに塗ります。点線で囲まれた所も塗れます
- 塗りの色は、えんぴつとは別に覚えます(缶の絵の色が塗りの色)
- 同じ色は同じ所にもう一度は塗りません(濃くならない)。別の色を重ねると、後のものに置きかわります
- ↶ で塗り 1 回ずつ戻ります
スタンプを押す#
ゴム印の絵。
- 押すと、最近使った絵文字が出ます(+ で全部の絵文字から選ぶ)
- タップで 1 つ、ペンを走らせると傾きながらコロコロ並びます
- 大きさは 3 つ(太さのボタン)
- よく使う絵文字は、右上の押しピンで 3 つまで固定できます(💮 ⭐ ✓ など)
消す#
消しゴムは 2 種類#
| 絵 | 名前 | 消え方 |
|---|---|---|
| 消しゴム | なぞる消しゴム | なぞった所を四角く消す |
| 線にバツ | 線ごと消しゴム | 触れた線を 1 本まるごと消す |
- 大きさは 3 つ(太さのボタンが消しゴムの大きさに変わります)
- ペンや色を押すと、書く状態に戻ります
全消去#
消しゴムの右のボタンを押すと赤くなり「Erase all?」と出ます。もう一度押すと、見えているページ の書き込みを全部消します。消したあとは ↶ が光ります。間違って消しても、↶ で戻せます。
(文書全体をまとめて消すのは、ページの一覧から → 終わったら)
指で消す・ペンで消す#
- 設定で「指で消す」にすると、ペンで書きながら、指先で触れた所を消せます(少し触れてから消えはじめるので、うっかり触れても消えにくい)
- ボタン付きのペンなら、お尻側でこすると消しゴムになります(その 1 本のあいだだけ)
元に戻す・やり直し#
メニューバーの上の ↶ ↷(左手メニューのときはスティックの上にも)。キーボードなら Ctrl+Z / Ctrl+Y。
指し示す#
ポインターの絵 で、なぞった跡がすぐに消える光の線になります。使っている間は画面の上に「ポインター」と出ます。
ポインターのボタンを もう一度押す と、色と飾りを選べます:
| 飾り | 見え方 |
|---|---|
| ふつう | 赤などの光の線 |
| シャイン | ポインターの色と同系色のラメ |
| 足跡 | 猫・犬・鳥・人・クマ・シカ・ウサギ・アヒル・馬のひづめ(混ぜることも) |
| 消えるインク | ふつうの線で書けて、書き終えて 3 秒ほどで線ごと消える |
- 消えるインクは、説明のための丸・矢印・下線に。消す手間がいりません
- ペンを画面に触れずに近づけると、ポインターが付いてきます(ペンと端末が対応していれば)
- ボタン付きのペンなら、ボタンを押しながら書くとポインター
- ペンに戻るときは、えんぴつか色のボタン
付箋をめくる#
(付箋の貼り方は → 授業の準備)
- 付箋の上をペンで なでる と、なでた分だけめくれて、頭文字から少しずつ見えていきます(「なにかな〜」)
- 途中で離すと、半分を境に、全部めくれるか閉じるかのどちらかになります
- タップ すると(ペンでも指でも)全部めくれます
- めくった付箋は、角に小さな三角の印だけが残ります。三角をタップすると閉じます
- めくる向き:横書きは左上の折れた角から右へ。縦長の付箋は上から下へ。縦書き(右開き)の文書は右上から左下へ斜めに
授業の後のまとめて閉じ方 → 終わったら
ページを動かす・見え方を変える#
めくる#
- 画面の端の ◀ ▶
- キーボードの矢印キー、プレゼン用のリモコン
- 左下のスティック:左右に弾いてページ移動(弾いたまま押し続けると、めくり続けます)。上下に弾くと、ページの上側・下側を表示
- 下の ページ番号をタップ するとシークバー。★ は黄色い点、書き込みのあるページは灰色の点で出ます
- 左上の 書類の絵 でページの一覧
拡大・縮小・移動#
- 2 本指:指の間隔で拡大・縮小、2 本そろえて上下・左右に動かすと移動
- 下の帯の 拡大・縮小(小さい箱と大きい箱の絵):押すとスライダーが出て、動かしている間だけ拡大・縮小(離すと終わり。指が 1 本でも使えます)
- 拡大したままページをめくっても、拡大と位置はそのまま(次のページの同じ所が見えます)。紙の大きさが違うページ・トリミング・2 ページ表示では合わせ直します
- 崩れたら 家の絵:縦長の家=縦ぴったり、横長の家=横ぴったり
回す#
- 下の帯の このページを回転(弧の矢印と 1 枚の紙):そのページだけ 90° ずつ。書き込みもいっしょに回ります。白紙も紙ごと回ります
- 文書全体を回すときは、ページの一覧の回転(弧の矢印と重なった紙)
2 ページ並べる(2in1)#
2 ページの絵のボタンで、2 ページを横に並べます。ページをまたいで図形を描いても見切れません。書き込み・拡大もそのまま。
左寄せ・右寄せ#
右上の目のボタンの下の ◀ ▶ で、1 ページ表示のページを左寄せ・右寄せにできます。空いた側にも書けるので、白紙を入れなくても計算の余白になります。
全画面・ボタンを隠す#
- 全画面:下の帯のボタン
- 目の絵(フォーカスモード):メニューを隠します。◀ ▶ は薄く残るので、片手でもめくれます。モニタに教材だけを映したいときに
ジャンプボタン(★ と書き込みのあるページ)#
★ を付けたページ(黄色)と書き込みのあるページ(灰色)へ飛ぶボタンが、画面の両脇に並びます。今より前のページは左、後のページは右。
右上の しおりの絵 を押すたびに:全部 → ★ だけ(灰色を隠す)→ 全部隠す → 全部、と切り替わります。授業が進んで書き込みが増えても、画面がうるさくなりません。
PDF の中のリンク#
目次などのリンクは、うっすら青く見えます。指でタップ すると飛び、下の ↩ で戻れます(ペンはいつもどおり書けます)。
書いたもの・教材を動かす#
投げ縄は 2 つあります。
| 絵 | 選ぶもの | できること |
|---|---|---|
| 赤い線の輪 | 自分で書いたもの | 囲んで選び、動かす・四隅で大きさを変える(縦横比はそのまま) |
| オレンジの紙の輪 | 教材(PDF の表示) | 囲んで切り抜き、写しを好きな所に置く(元の教材はそのまま。白い紙の部分は透ける) |
- 置いた教材の写しは、書き込みと同じように消しゴム・↶・赤い投げ縄で扱えます
- 使いどころ:図を余白に引き出して大きく書き込む、選択肢を並べ替えて見せる
時間を計る#
メニューの タイマー で、画面に浮かぶタイマーが出ます。
動かす・大きさ
- 数字の部分(または上の帯・枠)をつかんで、好きな場所へ。枠を押したまま少し待っても動かせます
- 右下の角を引っ張ると大きく
- 「いちばん小さい表示にする」(電卓と同じ絵)で、画面の隅に置ける小ささに。もう一度押すと戻ります
計る
- 右上の DOWN(カウントダウン)/UP(カウントアップ)
- +1:00・+5:00 で時間を足す。「よく使う時間」のボタンで一度にその時間に
- ▶ でスタート・一時停止、↺ で 0 に戻す
- 0 になると警告の色になり、音が 3 回鳴ります(設定で、超えた時間をそのまま数え続けることも)
- 1/100 秒(.00)まで出せます
- 右上の ✕ で閉じます
見せ方
- 残り時間の円グラフ・バー、色(通常・注意・警告)、終わりの n 分前・n 分後の知らせは、歯車(設定)で
- 目のボタン を切ると、モニタには映さず手元だけに出ます(発表の持ち時間など)
計算する・グラフを描く#
タイマーの横のボタンで電卓が出ます。タイマーと同じように、つかんで動かし、右下の角で大きさを変えます。
電卓は 3 種類#
| 種類 | 切り替え | できること |
|---|---|---|
| ふつう | — | 四則計算 |
| 関数電卓 | √ | sin・cos・tan・log・√・べき乗。DEG で度とラジアンを切り替え |
| 商業電卓 | 通貨の記号 | メモリー・GT・税込(TAX+)・税抜(TAX−)・00・%。税率は RATE → 数字 → = |
もう一度押すと、ふつうに戻ります。数式の文字は教科書と同じ書体(TeX の Computer Modern)です。
関数のグラフ#
関数電卓にすると、右にグラフが出ます(上の段の fx)。
- x と a・b・c を使った式を描きます(例:y = a x² + b)
- a・b・c はスライダー で動かせます。数を押すと、テンキーで 7÷3 のように入れられます
- 式はいくつでも足せます(fx+)。式ごとに色が付きます
- 軸・方眼の表示、背景(黒・白・透明)を切り替えられます。透明にすると教材に重ねられます
- グラフを コピーしてページに絵として貼る ことができます(貼った後は投げ縄で動かす・大きさを変える)
- 描く所は、右・下の辺を引っ張って広げられます。指で動かす・拡大縮小も
モニタに映す#
電卓・グラフの 目のボタン を入れると、モニタ(発表者モード)にも映ります。標準は手元だけです。
大きくしすぎて戻せなくなったら#
上の段の ✕ の左の「いちばん小さい表示にする」で、ふつうの大きさに戻ります。
黒板のように見せる#
設定で「黒板を使う」をオンにすると、ページ番号の右に 紙/黒板 の切り替えボタンが出ます。
- 黒板では、教材の色を反転して 緑の地に白い線 になります(線は少し太らせて見やすく)。まわりも黒板の色に
- 白や黄色のペンで書いてください
- 教材の線の太らせ方は、設定の「黒板の字の太さ」で なし/少し/しっかり
- 教材から切り抜いた写しも同じように反転します。紙に戻すと元の色に
- 開いたときは、いつも紙から始まります
💡 もっといい使い方を見つけたら、教えてください → tech@orca.bz(件名「使い方のアイデア」)